ダクトと天井裏スペースの関係
建物を設計していく細かい項目の中で、空調設計がどのような役割を担っているか、というあたりの話を前回は取り上げました。 空調機や換気や排煙など、空気に関する設備は基本的に空調設備になるので、空調設計で様々な計画をしていく事が求められます。 ただ、当然空調だけで設計を進める訳にはいかないので、建築工事や衛生設備、電気設備との調整が必要になってきます。 特に問題になるのが天井裏スペースにダクトをどう納め […]
建物を設計していく細かい項目の中で、空調設計がどのような役割を担っているか、というあたりの話を前回は取り上げました。 空調機や換気や排煙など、空気に関する設備は基本的に空調設備になるので、空調設計で様々な計画をしていく事が求められます。 ただ、当然空調だけで設計を進める訳にはいかないので、建築工事や衛生設備、電気設備との調整が必要になってきます。 特に問題になるのが天井裏スペースにダクトをどう納め […]
前回は電気設計の業務について簡単に説明をしてみましたが、電気設備の設計をするのが電気設計になります、という話ではいまひとつ具体性に欠けます。 もう少し具体的な説明をすることによって、電気設計の業務をイメージしやすくするように、という事で今回は電気設備の説明を続けていきます。 最も分かりやすい電気設備として照明設備を前回は挙げましたが、もちろん電気設備=照明設備というような単純な話ではありません。 […]
構造設計者の業務を紹介していく中で、構造をきちんと検討しているからこそ、建物が倒れる心配などをする必要がないという話を前回は取り上げました。 建物としての当たり前を確保するには色々な検討が必要になってくるものですが、建物を建てるプロであればその前提を守っていく事が求められます。 こうしたプロとして求められるレベルという話もあるのですが… それ以前の話として、ビジネスとして建物を建てる仕事をしている […]
建物を設計すると言ってもそこには色々な業務があって、それぞれ専門の分野についての設計を進めていく事によって少しずつ建物の計画は進んでいきます。 ここではそれぞれの設計がどのような内容で設計を進めるのか、というあたりの話を説明していきますが、前回は構造設計者の業務について取り上げてみました。 建物にかかってくる様々な力、例えば地震時にかかる力や通常時にかかる建物自体の重量などに対して、問題なく耐える […]
建物を設計していく中で設計者がどのような業務をするのか、というあたりの話をこのカテゴリでは進めていこうと考えています。 設計と言っても色々な種類があるので、それぞれの設計について順番に説明をしていくつもりですが、まずは建物のフレームを設計する構造設計から。 建物というのはまず骨組みがしっかりしていて、建物にかかる色々な力に対して充分に余裕を持って耐えることが出来る、という事が大前提になります。 こ […]
建物を建てるプロジェクトが始まってから建物が完成するまでのプロセスについては、「建物が完成するまでの流れ」という項目の中で概要をざっと説明してきました。 説明している内容が間違っていたり、あるいは情報として偏ったものにならないよう気を付けて書いたつもりですが… 内容をじっくりと確認したとしても、それはあくまでも書いた本人が確認しているだけですから、客観的な視線で確認するという意味ではちょっと難しい […]
「まとめ」という割には話が長くなっていますが、建物が計画段階から実際に施工されて完成し、その後の運用が開始されるまでの流れについて前回までで取り上げてみました。 今回はまとめの終わりという事で、建築関連の業務について少しだけ考えてみることにします。 どのような規模であっても、建物が計画段階から施工段階を経て完成に至るまでに、様々な企業がそのプロジェクトに参画することになります。 建築関係の仕事をし […]
建物を建てていく為の基本方針として、設計者が作成する設計図がある訳ですが、設計図だけで実際の施工を進めることはなかなか難しいものがあります。 設計図はあくまでも建物の基本的なプランや外形などの大きな部分を表現しているものなので、細かい部分まで表現が出来ないという現実があるんです。 設計図で充分に建物の基本方針は表現されていて、建物の基本的な考え方を説明するという役割は果たしていますが… 実際の施工 […]