外部に天井を貼る軒天の納まり
今まで天井仕上材の種類とそれぞれの特徴や納まりなどについて色々と説明をしてきましたが、内部で採用される天井の主なパターンは大体網羅出来たかと思います。 天井仕上材のバリエーションは様々ありますが、ポイントとなる項目は以下のような点になってきて、押さえるべきところはそれ程多くはありません。 ・軽量鉄骨下地にビス止めになるか、もしくは石膏ボード下地が必要か ・天井仕上材のサイズと厚み ・目地部分の処理 […]
今まで天井仕上材の種類とそれぞれの特徴や納まりなどについて色々と説明をしてきましたが、内部で採用される天井の主なパターンは大体網羅出来たかと思います。 天井仕上材のバリエーションは様々ありますが、ポイントとなる項目は以下のような点になってきて、押さえるべきところはそれ程多くはありません。 ・軽量鉄骨下地にビス止めになるか、もしくは石膏ボード下地が必要か ・天井仕上材のサイズと厚み ・目地部分の処理 […]
前回は天井仕上材の選択肢のひとつとして、石膏ボードに塗装処理をする場合の納まりと、その場合の特徴などを取り上げてみました。 微妙な色も指定することが出来て、意匠的には非常に美しいのでグレードとしてはやや高めの天井仕上材という事になるかと思います。 あまり特別感のある仕上とは言えませんが、それでも出来上がった際の雰囲気は、色が決まっている岩綿吸音板や化粧石膏ボードとは違う雰囲気になります。 ただ、色 […]
前回は天井仕上材として化粧石膏ボードを取り上げました。 岩綿吸音板と化粧石膏ボードの納まりと基本割付の考え方を押さえておく事が出来れば、恐らく大半の部屋の天井は網羅することが出来るはず。 …というくらい使用頻度の高い天井仕上材なので、直貼りの場合と石膏ボードを1枚貼る場合の考え方と納まりをここで覚えておきましょう。 今回も引き続き天井仕上材についての話をしていきますが、今回は石膏ボード+塗装仕上に […]
前回は天井仕上材のひとつとして、岩綿吸音板の天井直貼りタイプの特徴や見え方について紹介をしました。 また、検討していく中で表現をする天井の目地と、実際の岩綿吸音板の目地とはイメージがかなり違う、という話も取り上げました。 ちょっと説明としては細かすぎる話だったかも知れませんが、それ程難しい話でもないので、ここである程度覚えてしまう事をお勧めします。 接着貼りタイプと直貼りタイプの特徴を押さえて上手 […]
前回は軽量鉄骨天井下地に直接張っていくタイプの岩綿吸音板について、具体的な納まりを含めて説明をしてみました。 石膏ボードに接着剤で貼っていくタイプは600mm×300mmですが、直貼りタイプは910mm×455mmや600mm×600mmと少し大きめになっています。 それぞれの天井割付についても紹介しましたが、図面で検討していく目地の位置と実際の目地の見え方は少し違う、という話もしました。 今回は […]
前回は天井仕上材としてアルミパネルの特徴と納まりについて説明をしました。 最初に取り上げておいてちょっと言いにくいのですが、建物全体の中で考えると天井仕上材をアルミパネルにする部屋というのはあまり多くはないと思います。 逆にそれだけグレード感のある仕上材という事も言えるでしょう。 主に建物のメインとなる限られた場所で、壁仕上材と合わせて検討をしていき、アルミパネルが採用されることになる、という感じ […]
前回は天井仕上材の主な種類についていくつか紹介しましたが、名称だけしか紹介することが出来ませんでした。 今回はそれぞれの項目について、もう少し詳しく特徴や見た目、そして納まりなどについて説明をしていこうと思っています。 まずは前回挙げた天井仕上材についてもう一度おさらいを。 ・アルミパネル ・岩綿吸音板 ・化粧石膏ボード ・塗装仕上 ・ビニルクロス ・システム天井 ・ルーバー天井 天井仕上材で主に […]
前回は天井下地として吊りボルトを配置していく検討の中で、天井インサートの配置計画をどこまで綿密に検討していくのか、というテーマで話をしてみました。 ・膨大な時間と手間をかけて ・最終的には見えなくなってしまう天井下地の吊りボルトを ・的確に配置していく計画をする 箇条書きにするとちょっと変な感じになってしまいますが、上記のような作業をどこまで綿密にやっていくのが正解なのか、という話でした。 このあ […]
前回は天井下地として吊りボルトがどのような関係になっているのかという話と、具体的な吊りボルトのサイズについて紹介をしました。 天井納まりを検討していく際には、主に断面図を作図していく事が多いのですが、検討断面図の中では吊りボルトはあまり表現しない場合がほとんど。 納まり検討にそれほど大きな影響を与えない吊りボルトについて詳しくなっても、それほどメリットはないという気がしてくる事もありますが… 色々 […]
建物の階高と天井高と天井裏スペース、そして天井裏スペースに入る構造体である梁と設備関連の配管やダクトなど。 前回はそのあたりの関係性について取り上げていき、階高を出来るだけ低く抑えようとする傾向にある中で、天井裏スペースは梁と設備関連の関係が苦しくなりがち、という話をしました。 天井裏スペースは最終的に建物利用者から見えなくなってしまうものですから、きちんと納まっているのなら、出来るだけぎりぎりの […]