仕上材の色や柄によるサイズの違い
仕上材の納まりを検討していく中で、仕上材の勝ち負けを意識する事と、勝たせた仕上材の小口が見えてくる場合を考える事の重要性について色々話をしてきました。 前回の例で取り上げたのはタイルやアルポリックやセラールなどの仕上材でしたが、タイルの出隅についてはもう少し細かく検討しておきたい部分になります。 タイルは小口が綺麗に仕上がっている製品がある一方で、小口が仕上がっていない製品も結構あるので、出隅はタ […]
仕上材の納まりを検討していく中で、仕上材の勝ち負けを意識する事と、勝たせた仕上材の小口が見えてくる場合を考える事の重要性について色々話をしてきました。 前回の例で取り上げたのはタイルやアルポリックやセラールなどの仕上材でしたが、タイルの出隅についてはもう少し細かく検討しておきたい部分になります。 タイルは小口が綺麗に仕上がっている製品がある一方で、小口が仕上がっていない製品も結構あるので、出隅はタ […]
床コンクリートに段差が必要な納まりの場合に、LGS+石膏ボードの壁に対してどのあたりに段差を設ければ良いのか。 結構具体的な話になっていますが、前回はそのあたりの納まりについて考えてみました。 作図途中の検討断面図は下図のような感じになっています。 床コンクリートの段差がどの位置に必要になるのか、というのは構造体のレベルにも影響を与える事になるので、こうした検討は出来るだけ早めにやっておく必要があ […]
前回は軽量鉄骨天井下地に直接張っていくタイプの岩綿吸音板について、具体的な納まりを含めて説明をしてみました。 石膏ボードに接着剤で貼っていくタイプは600mm×300mmですが、直貼りタイプは910mm×455mmや600mm×600mmと少し大きめになっています。 それぞれの天井割付についても紹介しましたが、図面で検討していく目地の位置と実際の目地の見え方は少し違う、という話もしました。 今回は […]
前回は天井仕上材の主な種類についていくつか紹介しましたが、名称だけしか紹介することが出来ませんでした。 今回はそれぞれの項目について、もう少し詳しく特徴や見た目、そして納まりなどについて説明をしていこうと思っています。 まずは前回挙げた天井仕上材についてもう一度おさらいを。 ・アルミパネル ・岩綿吸音板 ・化粧石膏ボード ・塗装仕上 ・ビニルクロス ・システム天井 ・ルーバー天井 天井仕上材で主に […]
前回はアルミ曲げパネルの納まりについて簡単にではありますが、図面を交えて説明をしてきましたが、何となく雰囲気は伝わったでしょうか。 アルミ曲げパネルも建物の外部で結構採用されることになる材料ですので、納まりの基本的な考え方をまずは押さえておくと後が楽になります。 さて、今回はそんなアルミパネルについてもう少し調べていくことにして、アルミカットパネルとアルミ曲げパネルとの違い、という部分を考えてみる […]
床仕上材として石がどのような特徴を持っていてどんな納まりになっているか、という話を進めてきましたが、思ったよりも長くなってしまいました。 でも話が長くなってしまった分だけ、石についての色々なことを取り上げることが出来たので、それはそれで良かったのかも知れません。 話の長さを誇ってもあまり意味がないので、石についてはこれで終わりにして、今回からは別の床仕上材についての話に進んでいくことにしようと思っ […]
前回は床に石を張る場合の基本的な話を取り上げてみましたが、その中で「石には幾つかの種類がある」という話がありました。 床仕上材として適しているかを含め、今回は石の種類がどのような感じになっているのか、というあたりの話を取り上げてみることにします。 まずは大まかな石の種類について挙げてみると… ・御影石(花崗岩) ・大理石 ・石灰岩(ライムストーン) こんな感じになります。 細かい話をしていくと、石 […]
設計図で作図する事になる外構図と、施工図で作図する外構図というのは、当たり前ではありますが同じ情報を表現していく事になります。 ただ、外構の方針を示す為の設計図に比べると、やはり実際に施工をするために作図する施工図の方が、より細かい部分についての表現が必要になる。 これは設計図と施工図の関係そのもので、意匠図と仕上図、構造図と躯体図の関係と全く同じになるので、それほど違和感を感じる事はないのではな […]
建物を造っていく際には、まず設計者が建物の基本方針となる設計図を作成して、その方針をベースにして施工者が施工図を作成していく。 こうした流れについては以前のカテゴリでも説明してきましたが、納まりについての考え方は設計者と施工者とで少しずつ違ってきます。 どちらが正しくてどちらが間違っているというような話ではない、という点も含めてそのあたりは前回の話で取り上げてみました。 こうした見解の違いというあ […]