建物の構造による壁下地の違い
壁というのは単純にひとつの材料で構成されていることは少なくて、下地になる材料の上に仕上材を貼るようなパターンの壁が結構たくさんあります。 単純にひとつの材料で構成されていれば、納まりについて検討する項目はかなり減ってくると思いますが、実際はそんな状況はあまり多くありません。 例えば外壁で言えば、コンクリート下地にタイルを貼っているとか、ALCに吹き付け仕上をするとか、鉄骨の胴縁に金属パネルを貼って […]
壁というのは単純にひとつの材料で構成されていることは少なくて、下地になる材料の上に仕上材を貼るようなパターンの壁が結構たくさんあります。 単純にひとつの材料で構成されていれば、納まりについて検討する項目はかなり減ってくると思いますが、実際はそんな状況はあまり多くありません。 例えば外壁で言えば、コンクリート下地にタイルを貼っているとか、ALCに吹き付け仕上をするとか、鉄骨の胴縁に金属パネルを貼って […]
建物の構造には幾つかの種類があると言うことで、全部で4種類の構造について簡単にではありますが説明をしてきました。 ・鉄筋コンクリート造(RC造) ・鉄骨造(S造) ・鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) ・木造 これらの構造は建物を構成する上で基本となるものなので、それぞれの構造の特徴と納りの基本を覚えておけば、建物の納まりを検討する際には大いに役立つはずです。 全て同じという建物は存在しませんが、 […]
前回は建物の構造として鉄骨造(S造)の特徴について簡単に説明をしました。 鉄で出来ている建物の構造体を工場でしっかりと製作してきて、現場ではその鉄骨を組み立てればOKという考え方が鉄骨造の大きな特徴になります。 現場のスペースには限りがあるので、別の場所で建物を構成する部材を造ってくるというのは、やはり非常に大きなめりっとがあるものだと思います。 こうしたやり方によって建物を造っていくスピードがか […]
前回は建物の構造にはどんな種類があるのか、という話を取り上げましたが、種類としてはそれほど多くはないという事が分かったと思います。 結局どんな構造であってもそれほど楽な訳ではない、という話もしましたが… どの構造にもメリットとデメリットがあるからこそ、それぞれの構造の特徴をつかんでどんな進め方をしていくかを知っておく事が重要になってきます。 仕事で発生するトラブルの大半は、コミュニケーション不足と […]
建物の納まりを検討していく為には、まず建物がどのような構造で成立しているのか、という部分を知っておく必要があります。 設計段階であればまだ建物の構造が確定していない場合もありますが、そうした場合は設計者として建物の構造を決めておく必要があります。 建物の構造というのは建物の本当に基本となる部分なので、これが決まっていないとその先に進むことが出来ない、という現実がある訳です。 建物の構造が決まってい […]
建物の納まりについての知識をたくさん持っているというのは、設計であれ施工であれ、仕事の引き出しを多く持っているという事を意味しています。 当サイトでは、自分のプロとしての知識や引き出しを増やそうと考えている方に読んで頂き、少しでもその知識を高めることが出来れば、と考えています。 知識が増えると設計や施工での選択肢が広がることに繋がり、自分が出来る仕事のバリエーションも少しずつ増えていく事になります […]