CADの知識だけで充分なのか
CADの操作に精通する為には、やはり膨大な量の実践が必要になってきて、操作方法を知っているだけでは勝負にならない、というような話を前回は取り上げました。 これは結構当たり前の話、あらためて強調するような内容ではなく、基本中の基本というような種類の内容だと思います。 本当はもっと「こうすれば簡単に上達しますよ」みたいな情報を公開したいところなのですが、そんな便利な裏技など存在しないのが現実です。 も […]
CADの操作に精通する為には、やはり膨大な量の実践が必要になってきて、操作方法を知っているだけでは勝負にならない、というような話を前回は取り上げました。 これは結構当たり前の話、あらためて強調するような内容ではなく、基本中の基本というような種類の内容だと思います。 本当はもっと「こうすれば簡単に上達しますよ」みたいな情報を公開したいところなのですが、そんな便利な裏技など存在しないのが現実です。 も […]
ゼネコンが建物の施工を一式請け負った際には、自社で工事をするのではなく、それぞれの専門企業に工事を発注することになります。 そうであれば、わざわざゼネコンにまずは施工一式を発注する必要があるものなのか、というあたりの話を前回は考えてみました。 確かに工事はそれぞれの専門企業が受け持つことになるのですが、それぞれの工事同士を調整していく業務はかなりの仕事量があるもの。 それを建築のプロ以外の企業がや […]
意匠設計の業務がどのようなものなのか、という話を今までしてきましたが… 単純に「意匠設計」というひとくくりで考えた場合でも、検討していく内容というのは非常に様々な分野に及ぶ事が多いです。 建物全体のコンセプトや方針を決めていったり、建物内のプランについて色々と検討を進めたり、建物内の細かい部分をどう見せるのかという詳細を検討したり… あるいた建物の外廻りについて検討する外装について検討したり、建物 […]
「まとめ」という割には話が長くなっていますが、建物が計画段階から実際に施工されて完成し、その後の運用が開始されるまでの流れについて前回までで取り上げてみました。 今回はまとめの終わりという事で、建築関連の業務について少しだけ考えてみることにします。 どのような規模であっても、建物が計画段階から施工段階を経て完成に至るまでに、様々な企業がそのプロジェクトに参画することになります。 建築関係の仕事をし […]
ゼネコンがそれぞれの工事を別の企業に発注するだけで、実際は何も仕事をしていないのではないか、というちょっと極端な意見について前回は取り上げました。 実際はそんな事はないのですが、業務を細分化していくという流れだけを見るとそう感じてしまう場合もあるので、あえて少し極端な意見で話を進めてみました。 ゼネコンにも色々な規模があって、中にはスーパーゼネコンと呼ばれる従業員が1万人を超えるような巨大な企業も […]
ゼネコンがそれぞれの工事を細分化して専門業者に発注する際には、複数の企業に同時に見積もり依頼をかける「相見積もり」という手段をとることが多いです。 そうした専門工事の企業を選定して発注していく際には、ゼネコン側にも大きなリスクがあるので、企業の選定は慎重に進める必要があります。 というような話を前回は取り上げました。 工事全体を請け負っているゼネコンは、仮に専門工事を発注している企業が倒産した場合 […]
建物を施工する業務をまずは一括でゼネコンが請け負って、その工事をそれぞれの専門工事に細分化していき、それぞれの業務をゼネコンが専門工事業者へと発注していく。 こうした流れで建物の施工は進められていく事になります。 こうした相見積もりによってもたらされるのは、それぞれの工事を専門におこなう企業が担当する事と、価格競争によるコスト的なメリット。 とは言っても相見積もりは単なる価格競争ではなくて…という […]
前回は施工段階に入った時点での設計者と施工者の業務について、非常に簡単にではありますが色々と説明をしてみました。 設計者も施工者も施工段階になるとかなり多忙になってきて、ちょっと業務の量が多すぎるのではないかという気がする場合もあります。 もちろん業務が多くて忙しいというのは建築業界に限った話ではないと思いますが… それでももう少しなんとかならないものかと感じる事も結構あります。 建築のプロとして […]