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鉄骨造(S造)の概要

このカテゴリでは、建物を構成する構造が鉄骨の場合、いわゆる鉄骨造(S造)の特徴とか、納まりを検討する上での注意点などの解説をしたいと思っています。
鉄骨造というのは色々な要素があるので、結構なボリュームがありそうな項目ではありますが、最後までおつきあい頂けると嬉しいです。

前のカテゴリで取り上げた鉄筋コンクリート造(RC造)に関する説明は、細かい説明に入り込み過ぎないように気をつけていましたが、最終的には結構長くなってしまいました。
今回紹介する鉄骨造についても、解説したい項目をピックアップしてみるとなかなか多いので、長くなってしまう可能性があります。

…と言うか、恐らくは非常に長くなってしまうはず。

読みたい部分だけを抜き出すことが出来るように、説明する内容にあわせてタイトルで区分していくつもりですので、興味がある項目だけでもピックアップして頂けたらと思っています。
ただ、かなり時間はかかるとは思いますが、最初から最後まで順番に読んでいった方が分かりやすいように説明はしていくつもりです。

なので、もし時間が許すのであれば、最初から読んで頂けると嬉しいです。
と言うことで、早速鉄骨造の話に進んでいくことにして、ここではまず鉄骨造の基本的な部分から取り上げていくことにしましょう。

建物を構成する構造のひとつである鉄骨造(S造)が、実際にどのような特徴をもっているか、というあたりの話ですね。
そうした話を、鉄筋コンクリート造などと比較してどう言った違いがあるのかなど、色々と比較をしながら説明をしていきたいと思います。

鉄骨造(S造)というのは、シンプルに表現をすると、建物の骨組みを鉄骨で構成している構造の事を指しています。
イメージとしてはこんな感じの骨組みですね。

鉄骨造の骨組み

この鉄骨造というのは、その工法が持っている様々な特徴によって、多くの建物の構造として採用される機会があります。
多くの建物で採用される構造だという事は、つまりこのカテゴリで色々と覚える事が出来れば、その知識を生かす機会が多いという事を意味しています。

要するに「覚える価値がある項目」という事です。

すでに建築関係の仕事に従事していて、実際に業務を経験している方であれば、おそらく鉄骨造で設計された建物を一度は経験されているはず。
それくらい一般的な鉄骨造ですから、基本的な知識を持っておくことと、そこからさらに知識を深めておくことのメリットはかなり大きいのではないかと思います。

あまり活用出来ない知識について説明する場合は少し気が引けますが、今回紹介する鉄骨造の納まりに関する知識は色々と活用が出来る知識です。
逆に建築のプロとして知っておかなければならない位の知識なので、ぜひここで鉄骨造の納まりについて掴んでいきましょう。

ただ、もちろん鉄骨だけではなく色々なことを覚えていく必要があるので、ひとつの項目に集中しすぎないようにしなければならない、というのも事実です。
鉄筋コンクリート造の項目でも書きましたが、最初から最後まで鉄骨造という建物はなくて、鉄骨の土台となる基礎は鉄筋コンクリートで造られることが一般的です。

そのあたりを考えると、鉄骨造の事だけを覚えれば良い訳ではなく、色々な知識をバランス良く吸収していく必要があることが分かります。
様々な要素が少しずつ絡みあいながら、ひとつの建物というのは構成されているので、それを満遍なく覚えていく必要があるのは自然な事だと言えるでしょう。

こうした知識を積み重ねていく為のひとつの項目として、ここでは鉄骨造について色々と説明をしていきますので、どうか最後までおつきあいください。

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