建物を設計していく中で設計者がどのような業務をするのか、というあたりの話をこのカテゴリでは進めていこうと考えています。 設計と言っても色々な種類があるので、それぞれの設計について順番に説明をしていくつもりですが、まずは建物のフレームを設計する構造設計から。 建物というのはまず骨組みがしっかりしていて、建物にかかる色々な力に対して充分に余裕を持って耐えることが出来る、という事が大前提になります。 こ […]
建物を建てるプロジェクトが始まってから建物が完成するまでのプロセスについては、「建物が完成するまでの流れ」という項目の中で概要をざっと説明してきました。 説明している内容が間違っていたり、あるいは情報として偏ったものにならないよう気を付けて書いたつもりですが… 内容をじっくりと確認したとしても、それはあくまでも書いた本人が確認しているだけですから、客観的な視線で確認するという意味ではちょっと難しい […]
建物を計画していく段階で設計者が進めていくのは、建物が建つ敷地の条件に合わせた建物の計画を図面に落とし込んでいく事です。 法的な面と使い勝手的な部分、そしてデザイン。 これらの条件を満たした建物を出来るだけ効率良く建てる為には、この設計段階での調整が非常に重要な意味を持ってきます。 こうして建物の設計をしていく中で、基本設計段階では平面図や断面図・立面図などの「一般図」と呼ばれる図面を少しずつ調整 […]
前回は建物の基本的な方針を決める為の「基本設計」について、具体的にどんな図面を作図していくかも含めて説明をしてみました。 細かい部分の検討を基本設計の段階で進めても、手戻りになる可能性が高いので、まずは建物の位置やプランや高さなどを決めていくという流れになります。 そうした基本設計での検討によって、ある程度建物の形状や高さなどの方針が決まってきたら、そこで検討した内容をもう少し具体的にしていく段階 […]
計画段階から実際に施工をする段階まで、建物を建てる計画を進める中では色々なステップがある、という話を前回は取り上げました。 建物の運用を実際に開始する日というのはある程度計画で決まっている場合が多いので、それに間に合うように設計や施工を進めていくことになります。 例えば学校などでは4月から新学期が始まります。 なのでそれに合わせて1月から3月くらいには建物を完成させる必要があって、工事が5月までず […]