ステンレスパネルの基本納まり
壁の金属パネル納まりとして、スチールパネルにはどんな特徴があるのかという話と、基本的な納まりのパターンについて前回までで紹介をしてきました。 スチールパネルの基本仕上は塗装になりますが、場合によっては溶融亜鉛メッキリン酸処理を仕上として見せる場合もあります。 溶融亜鉛メッキ処理というのは、金属を高温で溶かされた亜鉛層に漬ける事によって、金属の表面に亜鉛の皮膜を作っていくという処理になります。 なの […]
壁の金属パネル納まりとして、スチールパネルにはどんな特徴があるのかという話と、基本的な納まりのパターンについて前回までで紹介をしてきました。 スチールパネルの基本仕上は塗装になりますが、場合によっては溶融亜鉛メッキリン酸処理を仕上として見せる場合もあります。 溶融亜鉛メッキ処理というのは、金属を高温で溶かされた亜鉛層に漬ける事によって、金属の表面に亜鉛の皮膜を作っていくという処理になります。 なの […]
前回まででアルミパネル関連の話はひとまず終わりということになりましたが、思ったよりも長くなってしまいました。 このペースだとちょっと先が思いやられる感じもありますが、とにかく今回はスチールパネルの納まりについての話をスタートしていこうと思います。 まずはスチールパネルの納まりを紹介する前に、以前もピックアップしてみたスチールパネルの特徴からおさらいしてみると… ・鉄なので重量がある ・壁としての強 […]
前回はアルミカットパネルの納まりについて紹介をしたついでに、目地の位置を検討する際のポイントも少し取り上げてみました。 目地位置を検討する際のポイントと言っても、意匠設計者が「こう見せたい」と思う位置が正解なので、ここで私があれこれ基本的な考え方について言ってもあまり意味はないですが… それでも、どのような考え方をベースにして検討をしていくのか、というあたりの共通認識はそれ程変わる訳ではないので、 […]
前回は金属パネル全般の話という事で、実際にはどのような材質のパネルがあるのか、それぞれのパネルにはどんな特徴があるのか、というあたりについて説明をしました。 金属パネルなので当然のことですが、アルミやステンレスなど、それぞれの金属が持っている特徴がそのまま出てくる傾向にあります。 それぞれが持っている材質の特徴を生かし、適切な場所に採用していくことによって、建物の仕上は様々なバリエーションを持つこ […]
前回は金属パネルの特徴と言うことで、アルミパネルの特徴を紹介しました。 今回は引き続き金属パネルについての話を進めていく事にして、スチールパネルとステンレスパネルについて考えてみる事にしましょう。 □スチールパネル スチールパネルですから、つまりは鉄板を壁として使用するという考えの仕上材です。 こちらもアルミパネルと同様に素材の特徴が色濃く出る事になるのですが、アルミとは違った特徴が出ています。 […]
壁仕上材の納まりについての話をしていく中で、前回まではちょっと長くなってしまいましたが、タイルについての説明を色々としてきました。 タイル割付けを検討していく中では、考えておかなければならない項目は結構多く、納り検討としてはなかなか複雑な部類に入るのではないかと思います。 個人的に好きか嫌いかというのはありますが、まあタイル割付けの検討は好きな人と嫌いな人に大きく分かれるような気がします。 …とか […]
前回は外壁としてECPを採用した際に、その表面に金属パネルを取り付けるにはどのような納まりが考えられるか、というあたりについて考えてみました。 鉄筋コンクリートの壁とは違い、ECPはそれ自体に何かを強固に固定する事が難しい建材なので、こうした納まりを検討する際には結構悩んでしまうものです。 そこで登場するのが今回紹介する特殊なECPの納まりで、ここではノザワさんの商品名を出して説明をしてしまいます […]
前回は押出成形セメント板(ECP)の表面仕上についての話ということで、素地の場合や塗装をする場合、そしてタイルを貼る場合などについて考えてみました。 表面に意匠的な目的で凹凸がついている商品もあって、その選択肢はかなり多種多様になっているので、意匠設計者としては選びがいがあると思います。 今回は引き続きECPの表面仕上材についての話を進めていくことにして、前回挙げた一式の中で最後に残った金属パネル […]