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スチールパネルの基本納まり

前回まででアルミパネル関連の話はひとまず終わりということになりましたが、思ったよりも長くなってしまいました。
このペースだとちょっと先が思いやられる感じもありますが、とにかく今回はスチールパネルの納まりについての話をスタートしていこうと思います。

まずはスチールパネルの納まりを紹介する前に、以前もピックアップしてみたスチールパネルの特徴からおさらいしてみると…

・鉄なので重量がある

・壁としての強度はかなりある

・鉄なので錆びやすい

・基本は曲げパネルの納まりとなる

・現場で塗装する事も可能

・色の選択肢は多い

・錆びの問題があるため外壁には向かない

という感じになります。

スチールパネルは基本的に内壁として利用されることになり、表面の仕上としては塗装になる場合が多い、という事が上記からは読み取れます。
個人的な意見としては、結局表面仕上が塗装になるのならわざわざスチールパネルにしなくても良いのではないか、という気持ちになってしまいますが…
それでも内装の仕上材として色々な場面でスチールパネルは登場してくる事になるはずで、基本納まりを覚えておいて損はありません。

もし設計者であれば、納まりをきちんと覚えた上でスチールパネルを採用するかどうかは好みの問題になってくるので、別に採用しなくても問題はありません。
施工者であれば、スチールパネルが好きとか嫌いという以前に、設計図に記載されていればスチールパネルの納まり検討をする必要があるので、あまり好き嫌いには意味がありません。

と言うことで、いずれにしてもスチールパネルの納まりは知っておいた方が良いはずなので、ここで基本的な納まりの関係を覚えておくことにしましょう。
まずはスチールパネルの基本納まりを紹介すると…

スチールパネルの納まり例

この納まりは、金属の板を曲げていき奥の方でビス止めしていくという考え方で、以前紹介したアルミ曲げパネルとほぼ変わりません。
説明用に作図した図面データも転用しているくらいなので、何もない状態から作図するよりも利用した方が楽、というくらい納まりとしては似ているという事になります。

納まりが似ているのであれば、スチールのカットパネル納まりもあるのではないか、という話になって来るかも知れません。
もちろん納まりとしては厚めの鉄板をカットパネル風に見せることは可能なのですが、重量が重くなってしまうという問題があります。

鉄の比重が7.9くらいでアルミの比重が2.7くらいなので、鉄はアルミよりも3倍近くの重量があるということになります。
アルミカットパネルに比べると3倍の重量があるカットパネルを納めていくのは、余程スチールでやりたいという思いがない限り、選択肢にはなりにくいんですよね。

もちろんやりたい場合は実現可能ですが…

そこまで頑張ってスチールカットパネルを実現しても、見た目としてそれ程大きなメリットがないというのが正直なところです。
実際には出来るけれど、それほど大きなメリットはない割には重量などの問題で施工性は良くない、という感じになるので採用される機会はは少なくなってしまいます。

もし意匠的にスチールカットパネルを採用したいという状況になるとしたら、溶融亜鉛メッキのリン酸処理を見せたいという状況かも知れません。
リン酸処理については次回にもう少し詳しく説明していくことにするので、ここで深い話はやめておきますが、ごく稀にスチールカットパネル納まりが採用される場合もあるという話でした。

【図面】

基本的な納まりはカットパネルの場合もあまり変わらず、あくまでも鉄骨下地や鉄筋コンクリートの下地にビスできちんと止めていくという感じになります。

意匠設計者としての考えは、出来るだけ大きなサイズでパネルとして見せたい、という気持ちがあると思います。
しかし大きなサイズで加工する事は可能ですが、鉄は重いので取付けや施工が厳しいという現実もあるので、そのあたりをバランス良く検討していく必要があります。

次回は溶融亜鉛メッキのリン酸処理について少し説明をしてみます。

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