床仕上材の区分について-2
床仕上材の厚みと納まりによる大きな区分について前回は取り上げていて、それぞれの項目について簡単な説明をしています。 このあたりの考え方が分かってくると、床仕上材の納まりとしてはもう終わったようなものという感じになってくると思います。 □薄くてコンクリートに直接施工する床仕上材 □ある程度厚みがあって仕上代が必要な床仕上材 前回までで上記の項目について説明が終わったので、今回はその続きということで、 […]
床仕上材の厚みと納まりによる大きな区分について前回は取り上げていて、それぞれの項目について簡単な説明をしています。 このあたりの考え方が分かってくると、床仕上材の納まりとしてはもう終わったようなものという感じになってくると思います。 □薄くてコンクリートに直接施工する床仕上材 □ある程度厚みがあって仕上代が必要な床仕上材 前回までで上記の項目について説明が終わったので、今回はその続きということで、 […]
床仕上材はその厚さや仕上の納まりによって、大きく分けると三種類に分類されて、それによって下地のコンクリートレベルが決まってくる事になります。 床コンクリートレベルは当然構造体である梁天端レベルにも絡んでくるので、後から「下げておくべきだった…」とならないように、慎重に検討する必要があります。 ・薄くてコンクリートに直接施工する床仕上材 ・ある程度厚みがあって仕上代が必要な床仕上材 ・床仕上材の下に […]
床仕上の納まり方針などがなかなか決まらない場合は結構あって、だけど鉄骨などの製作リミットは確実にある、という場合にどう対応していけば良いのか。 こうした問題には「これ」という確実な解決方法がないというのが現実ですが、それでも出来るだけ正解に近いと思われるやり方で進めるしかありません。 方針がどちらか決まらない、というような状況があったとしても、それを後まわしにしても問題ないような構造体にしておく事 […]
床仕上材や床下地の考え方によって、最終的には建物の構造体である鉄骨梁や柱にまで影響が出る可能性がある、というあたりの話を今までの説明では取り上げてきました。 平面プランが確定していないかも知れない状況の中で、先に鉄骨の製作に入らなければならない、というあたりが建築の難しいところではないかと思います。 プラン決定のスケジュール管理が上手くいっていない場合は、後でどのような対応でも出来るように、梁を全 […]
床仕上材の厚みによっては構造体である梁天端レベルを下げるなどの調整が必要になってきて、それが構造図の内容と違っている場合には構造設計者との調整をしていく。 施工者側の検討はこのような感じで進んでいく事になりますが、こうした検討も、平面プランが確定しないと最終決定にはなりません。 そうは言っても、鉄骨の製作を開始する段階でプランがきちんと決まっているケースはほとんどない、というのが現実でもあります。 […]
床仕上材の納まりを検討していく中で、床仕上材の厚みがある程度ある場合には、施工必要寸法が大きくなるので床コンクリート天端レベルを下げておく必要があります。 床コンクリート天端レベルを下げると言うことはつまり、鉄骨梁や鉄筋コンクリート梁のレベルもそれに合わせて下げていく必要がある、ということを意味します。 そうした納まりの検討結果は、場合によっては構造図に記載されている梁天端レベルなどの内容と異なっ […]
床仕上の具体的な納り例として、前回は床に石を張りたい場合の断面図を作図してみて、床と同時に梁を下げておく必要性について考えてみました。 鉄骨や鉄筋コンクリートなどの構造体を造っていく際には、構造図に記載されている内容を遵守することは当然として、仕上との関係も充分に検討する必要があります。 いくら構造図通りの梁レベルにしても、仕上の納まりを考えていくとそれでは納まらない、という場合が時にはあるんです […]
建物はその場所によって床仕上材のグレードを色々と使い分けていき、その床仕上材によって構造体のレベルが変わる場合がある、という話を前回は取り上げました。 こうした根本的な納りについては、間違えてしまうと影響が非常に大きくなってしまうため、出来るだけ早めに決定をしておいた方が後が楽です。 と言うことで、今回は床仕上材と構造体レベルの関係性について、もう少し具体的に考えてみることにします。 例えば床仕上 […]
今までのカテゴリでは、建物の構造体である鉄骨や鉄筋コンクリートがどのような納まりになっているのか、検討のポイントはどのような部分にあるのかなどの説明をしてきました。 検討項目は多岐に渡っていて、しかもかなり細かい話もありましたが、納まりを検討する上ではどれも欠かすことの出来ない項目だと思っています。 そうした考えがあったので、ちょっと長くなってしまったかも知れませんが、あまり省略をしないようにして […]