やることが多くて時間が限られている場合には、業務に優先順位を付けていく事と、必要そうに見えて実は不要な業務をやめる事が重要になってくる。 前回はそんな話を取り上げましたが、ちょっと粗っぽい話ではあるので、あまり理想的な話とは言い難いものがあります。 もちろんそうした忙しさを経験することは無駄ではありませんが… スキルアップの為にそうした作業を進んで引き受けると、限界を超えた作業をこなすことがどこか […]
前回は少し鉄筋の納まり検討についての話から逸れて、時間がない中で検討していく事になりがちな現状を心配してみました。 ここで私が建築業界の行く末を心配しても仕方がないのですが、色々と仕事をしながら見ていると心配になることもあるので、少し愚痴っぽい話をしてしまいました。 以前から気になっているのが、充分な能力と意欲を持っていると思われる新卒の方がすぐに辞めてしまう状況が現実として少なからずある、という […]
建築関連の業務を覚えていくには、覚えようとしている本人がその知識に対して飢えている状態出あることが望ましい、という話を前回は取り上げました。 そうなればスポンジが水を吸収するような勢いで知識を吸い上げていく事になるので、成長のスピードは非常に速くなるはずです。 ただ、そうした意欲を打ち砕く問題として、一人一人に膨大な作業量が与えられる可能性がある、という残念な話もあわせて取り上げました。 実際の仕 […]
設計者と施工者がお互いの知識と経験を出し合って、時には意見をぶつけ合いながら、見た目も良く性能も充分に満たしている建物を造っていく。 こうした流れで建物は造られていきますが、このカテゴリでは設計者と施工者との意見の違いというあたりに注目して話をしてきました。 設計者と施工者とで、お互いに少しずつ相手の意見を尊重しあいながら打合せを繰り返していき、施工を進めていく事になります。 こうした調整作業によ […]
設計図には部分的に不整合がある場合や、少々曖昧な表現をしている場合などがありますが、ある程度の問題点は許容していくしかない。 と、前回はそのような内容の話をしました。 こうした話は少し設計者にとって都合が良すぎる内容であり、かなり設計者よりの考え方になっているかも知れません。 施工者にとってはやはり設計図というのは建物の指針である訳ですから、やはりそこには明確な表現を期待してしまうものです。 建物 […]