鉄筋の曲げルールについて
前回は鉄筋の納まりをある程度リアルに検討するという話をしていく中で、鉄筋の曲げをどのように表現するのかという話になりました。 鉄筋の曲げによって主筋の位置が微妙に変わってくるので、ある程度はリアルに作図した方が良いという話で終わってしまったので、今回はその話を続けていきます。 これは実際の鉄筋納まり状況を見てみると何となく分かるのですが… あまり厳密に図面で表現しても仕方がない気がしてしまうのです […]
前回は鉄筋の納まりをある程度リアルに検討するという話をしていく中で、鉄筋の曲げをどのように表現するのかという話になりました。 鉄筋の曲げによって主筋の位置が微妙に変わってくるので、ある程度はリアルに作図した方が良いという話で終わってしまったので、今回はその話を続けていきます。 これは実際の鉄筋納まり状況を見てみると何となく分かるのですが… あまり厳密に図面で表現しても仕方がない気がしてしまうのです […]
前回までの話では、鉄筋コンクリート造の構造体で欠かす事が出来ない項目である「鉄筋の定着」について色々と説明をしてきました。 どこまで図面で鉄筋の納まりを検討するのか、という問題はあるものの、ある程度難しそうな部分については事前に図面で検討しておいた方が良い場合も多いです。 検討した図面の通りに実際施工出来る訳ではない、というのは間違いありませんが、その逆は間違いなく現実になってしまいます。 つまり […]
前回は鉄筋コンクリート造の構造体をきちんと成り立たせる為の重要な条件として「定着」と「定着長さ」という考え方を紹介しました。 かぶりがとれている事と、きちんと定着ながさが確保出来ている事が、まずは鉄筋コンクリート造の構造体として絶対に求められる条件になります。 鉄筋の定着について検討を進めていくと、これは実際にやってみるとすぐに分かるのですが、それぞれの鉄筋がぶつからないようにするのが非常に難しい […]
前回は鉄筋納まりの大きなポイントである「かぶり」について考えてみました。 納まりを検討する際には、まずはかぶりを確保することを前提にして検討を進める事になりますが、かぶりはそれくらい重要な要素なんです。 今回は引き続き鉄筋納まりの重要な要素についての説明をしていく事にして、「定着」という考え方を取り上げてみたいと思います。 かぶりという要素の重要ではありますが、今回紹介する「定着」という考え方は、 […]
前回の話では、柱・梁・壁の鉄筋がどのような関係になっているのかを覚えてしまう事と、部位によって呼び方が色々あって困るという話を取り上げました。 鉄筋の部位ごとの呼び方については私も正直言ってあまり自信がありませんが、呼び方よりも納まりを覚える方が先という話もしてきました。 もちろん理想的な事を言えば全てを一気に覚えるのが良いのですが、それが難しい場合には優先順位をつけて覚えていくしかありません。 […]