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鉄骨梁と床の接合部

鉄骨造(S造)における鉄骨の接合部納まりとして、柱と柱・柱と大梁・大梁と小梁という接合部納まりパターンを今まで紹介してきました。
鉄骨造の建物を構成する鉄骨の部材は「柱」と「大梁」と「小梁」という構成になっていますから、鉄骨部材の接合基本パターンはある程度網羅出来たのではないかと思います。

もちろん納まりのパターンはこんなに少ない訳ではなく、細かい分類をしていくと様々な納まりのパターンが出てくるのですが…
細かい納まりについてはその都度知っていけば良いので、まずは基本的な部分とその理屈をしっかりと覚えておく事が重要になってきます。

それが出来ていれば、あとはある程度応用がききますから。
色々な応用がきくようになれば、あとは経験した分だけ自分の引き出しは増えていくことになるので、そうなる為にもまずは基本をしっかりと押さえておきましょう。

地味で当たり前の話なのであまり面白くはありませんが、やっぱり基本を押さえておくことが出来ているというのは強いんですよね。
という事で、ここでは剛接合やピン接合の様々なパターンを紹介することはせずに、基本的な部分を覚えたあとは次の話に進んでいこうと思います。

今までの説明では一通り鉄骨同士の接合については話が出来たので、次に取り上げておきたいのは、順番的には床ということになると思います。
柱 → 大梁 → 小梁 → 床 という流れですね。

鉄骨造ですから構造体は当然鉄骨になるのですが、床に関してはほぼ間違いなく鉄筋コンクリートで造っていくことになるはずです。
鉄骨で床を造るのは大変というか、あまり効率が良くない上に無駄が多いので、鉄骨造のフレームにコンクリートの床という組み合わせが一般的な納まりになります。

結局鉄骨造であっても床は鉄筋コンクリートになる、という事で、コンクリートを打設する為にはやはり型枠が必要になってきます。
鉄骨造だとは言っても、やはり構造体が完全に鉄骨になる事はなくて、ちょいちょい鉄筋コンクリートが出てくる事になるんです。

ただ、鉄骨造の建物で床を造っていく際には、鉄筋コンクリート造で一般的に使用される合板の型枠を使用することはあまりありません。
せっかく柱も梁も型枠を使用しないで済む鉄骨を採用してるのですから、床にだけ合板の型枠というのはあまり効率が良くないんですよね。

と言うことで、鉄骨造の場合は鋼板で造られた型枠が採用されることになります。
このあたりの考え方が鉄筋コンクリート造と鉄骨造とでは大きく違ってくるんです。

鉄骨造で採用される鋼板型枠を「デッキプレート」と呼び、非常に需要の多い商品である為、用途によって様々な製品が開発・販売されています。
鉄筋が部分的にくっついてきている商品など色々あって面白いのですが、ここでは商品の分類よりも納まりの基本にフォーカスしていくことにします。

鋼製型枠

床コンクリートの型枠であるデッキプレートは、打設時にコンクリートが漏れてしまわないように、鉄骨梁と鉄骨梁の間に隙間なく敷いていきます。
デッキプレートを敷き終えたら、その上に床の鉄筋の施工をしていき、それが完了したら後はコンクリートを打設するという流れです。

ただ、鉄筋コンクリート造の場合は床の鉄筋と梁の鉄筋が絡んでいるのですが、鉄骨の場合は梁の鉄筋というものがないので絡みにくいです。
床と梁の一般的な関係を、鉄筋コンクリート造と鉄骨造とで比較してみると、下図のような関係になっているので、鉄筋が絡まないことがよく分かると思います。

鉄骨梁とスラブとの関係

コンクリート梁とスラブとの関係

構造的には床の鉄筋コンクリートと梁をつなげたいと考えるのですが、鉄骨造の場合はどうするのか、というあたりの話は次回に続きます。

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