石の厚さについて考える
前回は壁仕上材として石を採用した場合の具体的な納まりを紹介しました。 石の小口にダボピンを入れる穴をあける関係で、30mm程度の厚みはどうしても必要になってきて、それを含めると仕上代は120mm程度と結構大きくなってしまいます。 ダボピン用の穴付近で石が割れたりしないように、という事を考えると、安全を見て本当はもう少し石が厚い方が良いのですが… 壁の石厚が大きくなるとその分使用する石の物量が増えて […]
前回は壁仕上材として石を採用した場合の具体的な納まりを紹介しました。 石の小口にダボピンを入れる穴をあける関係で、30mm程度の厚みはどうしても必要になってきて、それを含めると仕上代は120mm程度と結構大きくなってしまいます。 ダボピン用の穴付近で石が割れたりしないように、という事を考えると、安全を見て本当はもう少し石が厚い方が良いのですが… 壁の石厚が大きくなるとその分使用する石の物量が増えて […]
床仕上材として石を採用する場合について色々書いていく中で、石材の表面仕上げについて、床には使わない仕上まで説明してしまいました。 壁の項目で説明すべき話も結構多く、ちょっと先走り過ぎたかも知れません。 色々ある表面処理についてバラバラに説明するのはちょっと分かりにくいかも、という気持ちで一気に書いてしまいましたが… もし時間に余裕があるのであれば、ここで一通り読んで頂けると嬉しいです。 このカテゴ […]
石の表面をバーナーで焼いたり何かを吹付けたりすることによって表面に凹凸を出していく、という表面処理方法について前回は紹介をしました。 表面に凹凸を付ける意図は二種類に分かれてきて、ひとつは意匠的にそう見せたいという目的がある場合で、もうひとつが滑らないようにという目的があります。 前回紹介した表面仕上げの中では、ジェットバーナー仕上やジェット&ポリッシュ仕上などが滑らないようにという目的の表面処理 […]
前回は床に石を張る場合の基本的な話を取り上げてみましたが、その中で「石には幾つかの種類がある」という話がありました。 床仕上材として適しているかを含め、今回は石の種類がどのような感じになっているのか、というあたりの話を取り上げてみることにします。 まずは大まかな石の種類について挙げてみると… ・御影石(花崗岩) ・大理石 ・石灰岩(ライムストーン) こんな感じになります。 細かい話をしていくと、石 […]