鉄骨の運搬について考える
鉄骨造(S造)の納まりを事前に検討しておくことで、実際の施工をしていく段階で「構造体が意外なところで見えてくる…」となる可能性を排除することが出来ます。 構造体を直接見せるというのは、「鉄骨を見せたい」という明確な意図がない限り、意匠的にはあまりお勧め出来るものではありません。 それも「思わぬところから鉄骨が見えてしまう」という状況では、意匠的に良い方向に進めることが出来ないのは明らかでしょう。 […]
鉄骨造(S造)の納まりを事前に検討しておくことで、実際の施工をしていく段階で「構造体が意外なところで見えてくる…」となる可能性を排除することが出来ます。 構造体を直接見せるというのは、「鉄骨を見せたい」という明確な意図がない限り、意匠的にはあまりお勧め出来るものではありません。 それも「思わぬところから鉄骨が見えてしまう」という状況では、意匠的に良い方向に進めることが出来ないのは明らかでしょう。 […]
現場で型枠や鉄筋などの施工を進める鉄筋コンクリート造(RC造)に対して、鉄骨造(S造)では鉄骨を工場で製作してくるという部分が大きく違っています。 既に工場で製作して出来上がったものを現場に搬入して組み立てていく、という流れになりますから、鉄骨造の方が施工のスピードは速くなる傾向に。 現場で施工を進めるのと同じような作業を工場でも進める事が出来て、現場では出来上がった製品を組み立てるだけで済む。 […]
前回までの話では、施工図をベースにして製作図を作図していく流れについて紹介をしましたが、今回は製作図を作図する意味について考えている事にします。 施工者が製作図を作成する理由としては、工場で製品を加工する為に細かい部分まで検討した図面が必要になる、という点が挙げられます。 これは製作図が必要になる理由であり、必要性とメリットとは少し話が違うものです。 ではメリットとして何があるのかを考えてみると、 […]