実施設計で作図する図面-3
実施設計で意匠設計者が作図する図面の種類について今まで説明してきましたが、今回紹介する図面で最後になります。 ちょっと説明が長くなっていますが、あと少しだけおつきあいください。 ○建具詳細図 建具表によってそれぞれの建具の細かい仕様は表現されますが、スペースの問題で詳細について図面的な表現をしていくのは難しいものがあります。 建具表はあくまでもリスト形式の図面になるので、細かい部分を図面で表現する […]
実施設計で意匠設計者が作図する図面の種類について今まで説明してきましたが、今回紹介する図面で最後になります。 ちょっと説明が長くなっていますが、あと少しだけおつきあいください。 ○建具詳細図 建具表によってそれぞれの建具の細かい仕様は表現されますが、スペースの問題で詳細について図面的な表現をしていくのは難しいものがあります。 建具表はあくまでもリスト形式の図面になるので、細かい部分を図面で表現する […]
前回からは実施設計段階でどのような図面を意匠設計者が作図していくのか、というあたりの話を取り上げています。 意匠設計者が用意する図面は結構たくさんあるので、今回は引き続きどのような図面が必要になるのかを説明していく事にします。 ○トイレ詳細図 階段と同様に、ほとんどの建物にはその必要性からトイレが配置される事になるはず。 余程の事がない限りは建物内にトイレを配置しないという選択はないはずなので、そ […]
建物の基本的な部分を検討していくのが基本設計段階で、その作業がある程度までまとまったら、次のステップである実施設計に進んでいきます。 基本設計で作成した一般図をベースにして、もう少し細かい部分まで表現していくのが実施設計という事になります。 もちろん図面だけを作図している訳ではありませんが、最終的に設計者の思いというのは基本的に設計図で表現されていく事になります。 なので、様々な検討項目や「こうし […]
前回は建物の基本的な方針を決める為の「基本設計」について、具体的にどんな図面を作図していくかも含めて説明をしてみました。 細かい部分の検討を基本設計の段階で進めても、手戻りになる可能性が高いので、まずは建物の位置やプランや高さなどを決めていくという流れになります。 そうした基本設計での検討によって、ある程度建物の形状や高さなどの方針が決まってきたら、そこで検討した内容をもう少し具体的にしていく段階 […]