仕事の理想と現実と 仕上納まり-壁 前回は少し話が逸れてしまいましたが、建物の様々な部分の納まりについて検討をする際に、施工者がどのような事を考えるか、という話をしてみました。 私が実際に全ての施工者に対してインタビューした訳ではないので、これはあくまでも私の個人的な感想でしかありませんが… 基本的なスタンスはどの施工者も恐らくそれほど変わらないと思います。 あらゆる部分の納まりがきちんと決まっていて、それを元にして様々な製作物を工 […] 続きを読む 00
設備の理想が建物の理想とは限らない 鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) 前回は少し基本的な考え方を整理してみるという事で、建物にはなぜ設備のスリーブが必要になるのか、というあたりを考えてみました。 設備的には階高を高くすればスリーブが必要ない状態になって良いのですが、建物全体をトータルで考えるとそれは理想とは言えないという感じでした。 そうした考え方で設計を進めていくと、天井裏のスペースは設備が納まる必要最小限として、その結果をもとに階高を設定していく、という考え方に […] 続きを読む 00