和室の場合の巾木納まり
少し変わった巾木の納まりという事で今まで色々な話をしてきた中で、前回はコンクリート打ち放し仕上壁の場合の巾木について考えてみました。 色々な納まりのパターンがあって、正解はひとつだけというシンプルな話にはなりませんが、コンクリート打ち放し仕上の壁であれば巾木なしで納めることが出来そうでした。 もちろん巾木があっても納まる訳ですけど、巾木がなくても納まる状況で巾木を付ける選択をするかというと、ちょっ […]
少し変わった巾木の納まりという事で今まで色々な話をしてきた中で、前回はコンクリート打ち放し仕上壁の場合の巾木について考えてみました。 色々な納まりのパターンがあって、正解はひとつだけというシンプルな話にはなりませんが、コンクリート打ち放し仕上の壁であれば巾木なしで納めることが出来そうでした。 もちろん巾木があっても納まる訳ですけど、巾木がなくても納まる状況で巾木を付ける選択をするかというと、ちょっ […]
前回は巾木の高さについての話をいくつか取り上げてみました。 正直なところ、巾木の高さというのはあまり意匠的にも納まり的にも深く考えなくて大丈夫な部分ではありますが… それほど難しい話でもないので、考え方をおさらいしておくのも悪くないと思います。 例えばトイレのブースパネルと通常の壁などでは巾木の納まりが違っているけれど、仕上材と高さを揃える事で統一感が出るとか。 巾木上に取り付ける消火器BOXの取 […]
前回は一般的な巾木の高さについて考えてみて、どの程度の高さが適切なのかを巾木メーカーが用意している製品の高さなどを調べてみたりしました。 巾木について今まで色々説明してきているので「今更高さって…」という感じで、ちょっと取り上げるのが遅かったとは思いますが… 結果としては60mm程度の高さが適切という結論になりました。 私の個人的な考えでは、60mmというのは若干中途半端なイメージがあって、50m […]
巾木の中で最も一般的な納まりである「ビニル巾木」について前回は取り上げてみました。 見た目としては「別に普通…」という感じのビニル巾木ですが、納まりとしては非常にシンプルな感じでになって、後から施工出来るというメリットもある。 そうした理由から、多くの部屋で採用される事になるはずです。 事務室や倉庫などでは壁面をそれほど目立たせる必要がないので、巾木の見せ方は「普通」で全然問題はありません。 逆に […]
前回は巾木としてタイルを選定する部屋の条件について考えてみて、床がタイル仕上、巾木もタイル、壁は一般的な塗装などの場合の納まりを紹介しました。 タイルはある程度厚みがある製品なので、巾木として採用する場合には、小口が綺麗に見えるかどうかを意識しておく必要があります。 それが難しい場合には入巾木にする事も選択肢のひとつとしてありますが、巾木をタイルにしないという選択肢も全然アリです、という話も前回は […]
前回は木製巾木の特徴と、床仕上材によって少しずつ変わってくる木製巾木の納まりについて色々と考えてみました。 床仕上材の伸び縮みを考慮して床勝ち納まりにしてみたり、床仕上材との関係を考慮して巾木勝ちにしてみたりと、納まりの選択肢は色々です。 施工の大変さと最終的な見た目の良さを意識しながら納まりを決めていく、という検討は、建築の非常に面白いところではないかと思います。 もちろん中には結果として自分が […]
床と壁の取合い部分に取り付けられることになる「巾木」にはどのような用途があるのか、という話を前回は取り上げてみました。 意匠的には必要と不要の意見が分かれるところですが、建物の機能としてはやはり必要ではないかと当サイトでは考えています。 施工者側からの意見をここで書いてみると、床と壁の間には施工時に少しだけ隙間などが出来るので、そうした見映えが悪い部分を巾木でカバーしたいと考えます。 建物を実際に […]
前回は床と壁の取合い納まりとは関係のない、施工者側に組織としての問題点みたいな変な話になってしまいました。 納まりを検討していく中で上手くいかない場合があって、その原因がどのような部分にあるのか、という話だったはずなのですが… 私はプロとして実務をする側に立っていて、建築の評論家ではありませんし、評論家的な立場で仕事をしたいとも思っていません。 なので、前回のように組織についての問題点を評論家のよ […]