遮音性能が必要な間仕切りについて
前回は入巾木納まりの問題点として、LGS+石膏ボードの耐火間仕切で入巾木納まりを採用した場合、耐火間仕切を構成する石膏ボードを切り欠くことが出来ない、という話をしました。 そうなると当然石膏ボードを1枚増し貼りしていくしかないので、結果的に石膏ボードの数量が増えてしまい、コスト的には結構不利とも言える状況になってしまいます。 ただ、耐火間仕切を欠損させないように考えていくと、上図のような納まりを選 […]
前回は入巾木納まりの問題点として、LGS+石膏ボードの耐火間仕切で入巾木納まりを採用した場合、耐火間仕切を構成する石膏ボードを切り欠くことが出来ない、という話をしました。 そうなると当然石膏ボードを1枚増し貼りしていくしかないので、結果的に石膏ボードの数量が増えてしまい、コスト的には結構不利とも言える状況になってしまいます。 ただ、耐火間仕切を欠損させないように考えていくと、上図のような納まりを選 […]
前回は壁仕上材としてビニルクロスの特徴と納まりについて話をしましたが、まあビニルクロスは色々と「普通」ですね。 もちろん褒め言葉としての普通ですよ。 自宅の壁とかを改めて見て頂くと分かりますが、壁の色は見ても気にならないような色、大抵の場合は白系のものになっているのではないでしょうか。 毎日見る壁が赤とか黄色だったりしても疲れるだけです。 目立たないので気にはならないけど、特に見た目が悪い訳ではな […]
壁仕上材として金属パネルを採用する場合の具体的な納まり、そしてそれぞれの金属パネルがどのような特徴を持っているのか、という話を今まで取り上げてきました。 色々な表情を持たせることが出来る金属パネルは、意匠的に力を入れたい場所で活躍することになるはずなので、納まりを含めてそれぞれの特徴を押さえておく事をお勧めします。 さて、金属パネルについての話は長くなってしまったのでこれで終わりにしておき、引き続 […]
前回は内壁にタイルを採用する場合の納まりについて、結局はかなりシンプルな感じになっていましたが、具体的な納まりを紹介しました。 特に内壁に関して言える話なのですが、壁の一般的な部分の納まりというのは割とシンプルな場合が多い、ということが言えると思います。 なので、あまり身構えなくても大丈夫です、と言うことをここではお伝えしておこうと思います。 さも難しそうな雰囲気を出しながら説明をしているのは私自 […]
壁仕上げを石にする場合の納まりについて説明をしていく中で、壁下地の施工精度を吸収する為の納まりにしておく、というような話がありました。 建物を実際に施工していく中では、図面で検討したとおりにキッチリとした寸法が実現出来る訳ではなく、ある程度施工精度によるずれが発生する訳ですが… 最終的な仕上の納まりを検討する際には、そうした施工精度の悪さを吸収していくことが可能な納まりにしておく、という事が重要に […]
建物の壁として主に採用される仕上材の種類についての話を前回は取り上げてみました。 選択出来る壁仕上材の種類は結構たくさんあって、ある程度グレードによって分類されるので、場所によって使い分けていくことになると思います。 もちろん壁仕上材のグレードには差がありますが、それぞれの部屋によって適切な壁仕上というのがグレード以前の話としてあります。 例えば事務室など、毎日そこにいて業務をするような部屋であれ […]
今まで色々と壁の下地関連の話をしてきて、全てを説明出来ている訳ではないかも知れませんが、大体のところは紹介出来たのではないかと思っています。 鉄筋コンクリート壁・ALC・ECP・鉄骨下地・LGS・石膏ボードと、外壁に向いている壁下地から内壁でしか採用出来ない壁まで様々でした。 「壁下地」という分類と「壁仕上」という分類が、納まりを覚えていく上で分かりやすいかどうか、という部分については正直言ってあ […]
壁の下地として採用される材料を紹介していくと言うことで、前回は鉄筋コンクリート壁の特徴や下地としての性能について色々な話をしてみました。 鉄筋コンクリートの壁は色々な仕上材の下地になったり、あるいはそのまま意匠的に見せる納まりとして検討するなど、使用頻度の高い壁なのできっちりと基本を押さえておきましょう。 建物の外壁として非常に優れた性能を持っている鉄筋コンクリート壁ですが、これはRC造もしくはS […]