前回は建物を実際に作っていく段階で、様々な工事や業務を専門にやっていく企業がたくさん参画していく事になる、というような話をしました。 そうしたたくさんの企業がどのようにまとまっていくのか、というあたりの話も今回少し取り上げますが、まずはたくさんの企業が参画するという話だけをここでは覚えておきましょう。 建物を造っていくという業務にも色々な種類がある。 だからそれぞれの業務にはそれぞれ専門的な知識や […]
今までの説明では、何もない状態から建物を建てる計画を立てていき、その計画に沿って実際に建物を施工していく、という流れを簡単にではありますが説明してみました。 実際の仕事はもっと色々な業務が絡み合って複雑なものになってくるのですが、大まかな流れとしては今まで説明してきたような感じになってきます。 こうして建物の計画から竣工・実際の運用までの大まかな流れについて説明をしてきた中で、「設計者」とか「施工 […]
設計者や施工者にとっては建物を竣工まで無事に進めていき、施主に建物を引き渡す事が出来れば仕事としては一段落という感じになります。 しかしそれだけで建物を運用することが出来る訳ではなく、そこからは施主が建物の運用開始まで色々な作業を進めていく事に。 そうした流れになるので、設計者や施工者が竣工を目指して工事を進めていく事とは別に、施主はその竣工と前後して色々な準備や工事などを進めていきます。 こうし […]
実施設計段階の業務を終えて契約図として施工者に設計図書を発行して、なおかつ確認申請の手続きが完了して確認済証が発行されればいよいよ工事の着工です。 施工者も契約図が発行される前に施工の計画などで色々と動いてはいるのですが、出来るのは実際の建物に関わらない準備工事まで。 それ以降の工事はやはり確認済証が発行されてからになるので、工事着工からが施工段階の本格的なスタートという事になります。 まずは建物 […]
前回は建物の基本的な方針を決める為の「基本設計」について、具体的にどんな図面を作図していくかも含めて説明をしてみました。 細かい部分の検討を基本設計の段階で進めても、手戻りになる可能性が高いので、まずは建物の位置やプランや高さなどを決めていくという流れになります。 そうした基本設計での検討によって、ある程度建物の形状や高さなどの方針が決まってきたら、そこで検討した内容をもう少し具体的にしていく段階 […]
計画段階から実際に施工をする段階まで、建物を建てる計画を進める中では色々なステップがある、という話を前回は取り上げました。 建物の運用を実際に開始する日というのはある程度計画で決まっている場合が多いので、それに間に合うように設計や施工を進めていくことになります。 例えば学校などでは4月から新学期が始まります。 なのでそれに合わせて1月から3月くらいには建物を完成させる必要があって、工事が5月までず […]