型枠がしっかりしてない場合
鉄筋コンクリート造(RC造)の建物を施工する際には、まず建物の骨組みを造っていくところから工事はスタートします。 そこから色々な仕上工事に進んでいく事になりますが、まずは建物の骨組みであるコンクリートを打設していく事を考えていきます。 建物の骨組みを作っていく際いには、構造体の位置に合わせて鉄筋を配置していき、コンクリートの形状にあわせて型枠を組み立てていくという流れで進んでいきます。 鉄筋の組み […]
鉄筋コンクリート造(RC造)の建物を施工する際には、まず建物の骨組みを造っていくところから工事はスタートします。 そこから色々な仕上工事に進んでいく事になりますが、まずは建物の骨組みであるコンクリートを打設していく事を考えていきます。 建物の骨組みを作っていく際いには、構造体の位置に合わせて鉄筋を配置していき、コンクリートの形状にあわせて型枠を組み立てていくという流れで進んでいきます。 鉄筋の組み […]
鉄筋コンクリート造の構造体と最終的なコンクリート形状というのは、意匠的な納まりを考えた時に少し違ってくる事になります。 その場合は構造体のサイズを確保しつつ、コンクリートを余分に打設する事になり、そうしたコンクリートを「増し打ち」とか「フカシ」と呼ぶ。 …というような話を前回は紹介しました。 構造体サイズという前提条件をを守っていれば、増し打ちについての条件というのは特にありませんが、あまりにも大 […]
鉄筋コンクリート造(RC造)の骨組みを構成する要素として「構造体」があって、実際に施工するコンクリートの大きさは「構造体」よりも少し大きくなる傾向にあります。 構造体というのはあくまでも建物を構成するために必要となる最低限の大きさなので、建物の見た目などを考えた際に、少し調整する場合が多いんです。 という話を前回は紹介しました。 「構造体」の大きさと「実際のコンクリート」の大きさは違ってくる場合が […]
コンクリートを流し込む為に組み立てられる型枠は、一般的には12mm厚の合板が利用されることが多いのですが、その理由はいくつかあります。 ・木なので現場での加工が可能 ・安価なのでコスト的なメリットがある ・コンクリートが硬化した後の解体が楽 これらのメリットの中で大きいのが、木という材料の特徴である「加工と解体のやりやすさ」なのですが、場所によってはそうした特徴があまり強みにならない場合もあるんで […]
前回から鉄筋の継手方法について説明をしてきて、重ね継手の考え方だけしか説明出来ていないので、今回はその続きです。 □ガス圧接継手 読んだままの説明になってしまいますが、鉄筋の端部同士をガス圧接によって接合していく方式をガス圧接継手と呼びます。 ガス圧接とはなにかというと、鉄筋の端部同士を付き合わせて押し合いながら、1200℃~1300℃程度に加熱していく事で鉄筋同士をつなげていく、という考え方です […]
前回までの話では、鉄筋コンクリート造の構造体で欠かす事が出来ない項目である「鉄筋の定着」について色々と説明をしてきました。 どこまで図面で鉄筋の納まりを検討するのか、という問題はあるものの、ある程度難しそうな部分については事前に図面で検討しておいた方が良い場合も多いです。 検討した図面の通りに実際施工出来る訳ではない、というのは間違いありませんが、その逆は間違いなく現実になってしまいます。 つまり […]
前回は鉄筋コンクリート造の構造体をきちんと成り立たせる為の重要な条件として「定着」と「定着長さ」という考え方を紹介しました。 かぶりがとれている事と、きちんと定着ながさが確保出来ている事が、まずは鉄筋コンクリート造の構造体として絶対に求められる条件になります。 鉄筋の定着について検討を進めていくと、これは実際にやってみるとすぐに分かるのですが、それぞれの鉄筋がぶつからないようにするのが非常に難しい […]
前回は鉄筋納まりの大きなポイントである「かぶり」について考えてみました。 納まりを検討する際には、まずはかぶりを確保することを前提にして検討を進める事になりますが、かぶりはそれくらい重要な要素なんです。 今回は引き続き鉄筋納まりの重要な要素についての説明をしていく事にして、「定着」という考え方を取り上げてみたいと思います。 かぶりという要素の重要ではありますが、今回紹介する「定着」という考え方は、 […]