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ECPの基準サイズと内壁納まり

前回は押出成形セメント板(ECP)の基本的な仕様や、ECPが持っている特徴にはどのようなものがあるのかなどについて説明をしました。
色々考えてみるとあまりALCと変わらないような気がしますが、実際には見た目や使い道などが違ってくるのでキャラがかぶっている事はありません。

とは言いながらも、ECPについて説明をする際には頻繁に「これはALCと同じ考え方で…」みたいな表現をしている気がしますが…
ALCとECPの明確な違いと使い分けについては後ほどもう少し突っ込んで考えてみることにして、今回はECPの標準サイズについて具体的な説明を進めていくことにします。

ECPの標準サイズと言ってもやはり商品ですから、ALCの場合と同じように色々な選択肢から選定出来るように、様々なラインナップが用意されています。
デザインパネルを含めたその選択肢からその場所に適した製品を選んでいくことになりますが、特に何の条件もない場合は以下の様な寸法の商品になります。

厚さ 60mm 巾 590mm 最大長さ 5000mm

先ほども書きましたが、上記のサイズ以外にも、巾は890mmまでの大きさがありますし、厚みも100mmの製品があったりと選択肢は色々です。
しかし特に厚さが必要ではない限り標準の厚さは60mmになりますし、巾は590mmを標準とする場合が多い、という意味では標準サイズが上記になるという感じです。

最大長さを大きく取りたい場合には板厚を厚くする、という考え方はも同じですね。
ALCとは違うのがECPとECPとの間を10mmあけるという点で、板のサイズが590になっているのは、10mmの隙間を含めて600mmになるからなんです。
この隙間は最終的にシール処理をすることになります。

次にECPの納まりについて。
ECPの納まりはこれもALCと同じような考え方になりますが、縦張りと横張りの二種類の考え方があって、建物としてどう見せるかによってどちらでも選択が出来ます。
内壁でECPを採用する場合には縦張りが多い、というあたりの話までALCと同じです。

どちらの場合でも、ECPは下地に固定するアングルを用意して、そのアングルに対してZ型の金物で固定していくという基本的なパターンがあります。
色々な納まりのパターンはありますが、その基本納まりをどう作っていくかを検討していく、というような感じになるかと思います。

ECPの足元基本納まり例

これが基本的なパターンで、この固定を上下それぞれ二箇所ずつ、計四箇所作っていくことでECPを固定する事になります。
この基本を踏まえて色々な納まりを検討していくことにして…

まずはECPを内壁に採用する場合を考えてみると、ECPを室内の床コンクリートから上階の床コンクリートまで建てていくという考え方になります。
床コンクリートの天端にアングルを取り付けておき、Z型金物で固定、上階の床コンクリートにもやはりアングルを取り付けておき同様にZ型金物で固定、という納まりになります。

内壁ECPの足元納まり

実際に上階床コンクリートの下端にアングルを取り付ける際には、恐らく床が鋼製型枠になっている関係で、デッキプレートのリブが出ている可能性が高いです。
その場合はリブがない所を狙って下地を付けておき、そこに改めてアングルを取り付けるような納まりになるのが一般的です。

内壁ECPの天端納まり

デッキプレートのリブ形状はメーカーや仕様によって様々なパターンがありますが、どのようなパターンであってもリブがないところを狙うので納まりとしてはそれほど変わりません。
次回は引き続きECPの納まりという事で、外壁としてECPを納める場合の基本パターンを、縦張りと横張りに分けて説明をしていきます。

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