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    建築の納まりについてどれだけ知識を吸収したいと思っているかは人によって違う、という話を前回は取り上げました。だから自分が持っている感覚で「仕事で使うのならば誰もが積極的に建築の知識を求めているはず」という考え方はちょっと違うんですよね…建築に関する仕事を人に教えるのは自分にとっても非常に[...]

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具体的な床仕上材の名称

床仕上材はその素材によって本当に色々な種類がありますが、その厚さによって納まりの大きな分類は以下のようになっている、という話を前回までの説明では取り上げて来ました。

・薄くてコンクリートに直接施工する床仕上材

・ある程度厚みがあって仕上代が必要な床仕上材

・床仕上材の下に何かを仕込んでおく必要がある場合

それぞれの項目についての簡単な説明を前回と前々回とで取り上げているので、まだ読んでいない方は一度戻って読んで頂ければと思います。

床仕上の納まりを検討するということはつまり、床コンクリートのレベルを床納まりによって確定させる、ということを意味しています。
そこで決めた床コンクリートレベルによって、さらに大梁や小梁などの構造体レベルも影響を受ける事になるので、まずはそこを確定する為に色々と検討をする事になります。

床レベルの検討

構造体に絡む検討になりますから、検討の順番としては工事のかなり序盤に位置する事になり、コンクリートレベルを決める為に床納まりの検討をしておく、というような感じになります。
これは建物の規模にもよりますが、結構大変な業務になることは間違いありません。

とは言っても、全ての部屋の床仕上について納まりを検討するのは大変なので、床コンクリートを下げておくべき範囲についてだけ検討をすればひとまずは大丈夫です。
実際には、床コンクリートを下げておかなくても問題なく納まる床仕上材が多いので、そうした仕上材の範囲については厳密に検討しなくても問題はありません。

問題になるのは、床仕上材の厚みだったり特殊な床の仕様があったりして、床コンクリートを下げておかなければならない部屋です。
そこはきちんと範囲を確定して、実際に床コンクリートを下げておく検討をして、そこに絡む梁の構造体も下げる段取りをしていく必要があります。

要するに、一般的な納まりについては省略しておき、本当に調整が必要なポイントを押さえて検討を進めていく、というやり方ですね。
時間に限りがある中では、こうしたポイントを押さえた検討を進めていく事が非常に重要になってくるので、出来るだけ時間を有効に使っていきたいものです。

そして、そうしたポイントを押さえたやり方を身につける為には、やっぱりある程度基本的な納まりを覚えておく方が有利ではないか、という話です。
そんな訳で、次回からは具体的な床仕上材の名称と特徴とグレード感、そしてそれぞれの床仕上納まりの断面図を紹介していくことにします。

その前に今回は床仕上材の大まかな区分ごとに、色々ある床仕上材を区分していき、具体的な名称を紹介していくことにします。

□薄くてコンクリートに直接施工する床仕上材
・長尺塩ビシート
・ビニル床タイル
・タイルカーペット
・カーペット
・塗り床

□ある程度厚みがあって仕上代が必要な床仕上材
・石
・タイル
・フローリング

□床仕上材の下に何かを仕込んでおく必要がある場合
・アスファルト防水
・OAフロア
・床暖房
・浮き床

床仕上材の種類はもっと色々あるかと思ったのですが、実際に種類を挙げてみると意外に種類はあまり多くはなかったですね。
種類としては同じだけど、細かい仕様や厚みやグレードは非常にたくさんあるので、実際に選定しようとすると結構悩んでしまうんですけど…

そのあたりはもう色の違いとかグレード感の違いという位の話になるので、納まりだけで考えると全然差がないという事になります。
当サイトでは納まりをメインに考えていくので、そうした区分をしたときにはそれほど多くのバリエーションがないという事になるんです。

これくらいの量であれば、それぞれの床仕上材について詳しく写真や図面を交えて説明していくことが出来そうなので、正直言って少し安心しました。
まずは簡単な床納まりからという事で、次回は長尺塩ビシートから紹介していくことにします。

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