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床仕上材の区分について-2

床仕上材の厚みと納まりによる大きな区分について前回は取り上げていて、それぞれの項目について簡単な説明をしています。
このあたりの考え方が分かってくると、床仕上材の納まりとしてはもう終わったようなものという感じになってくると思います。

□薄くてコンクリートに直接施工する床仕上材

□ある程度厚みがあって仕上代が必要な床仕上材

前回までで上記の項目について説明が終わったので、今回はその続きということで、最後の項目について考えてみましょう。

□床仕上材の下に何かを仕込んでおく必要がある場合

床OAフロアの例

床仕上材がどのような素材・厚さ・色になるかに関わらず、床の下に何らかの特別な性能というか仕様が求められる場合が部屋によってはあります。
特別な性能というのは少し大げさに聞こえてしまいますが、通常の床にはない性能を付加しているという意味では、特別と言ってもおかしくはありません。

こうした性能を付加するためには、床仕上材が納まる寸法よりもかなり余分に床コンクリートを下げておく必要があったりします。
構造体のレベルを検討していく中で、こうした床の仕様を無視することは出来ないので、まずはこうした性能がどの部屋にあるのかを調べていく必要があります。

具体的にはどのような性能があるのかを考えてみると、以下のような仕様が挙げられます。

・アスファルト防水

外部で雨が入る部分もしくは浴室など水を使用する部屋に必要な性能で、降った雨や使用した水を下階に漏らさない性能を持っています。
「アスファルト防水層」をコンクリートの上に貼り付けて、その上に仕上材を施工していくような考え方で、排水溝なども必要なので結構深さが必要になります。

・OAフロア

事務室などでは、机の配置によってコンセントやLANが必要となる場所が変わってくるので、どのような机レイアウトにも対応出来るようにしておく必要があります。
そうした場合にOAフロアを採用すると、床下に配線を通す為のスペースを確保する事が出来るので、どのようなレイアウトにも対応出来るようになります。

近年のオフィスなどは必ずこうした仕様になっているはずです。

・床暖房

床下に電気線や温水パイプなどを通して床を暖める機能で、輻射熱を利用して室内を快適に保つ事が出来ます。
大空間などで天井からの空調が効きにくい部屋で採用されたり、保育室などの部屋でも積極的に採用される性能で、一般家庭でも身近だと思います。

・浮き床

スタジオなど大きな音を出す部屋や、大きな音や振動を出す機械室などで採用される床の仕様で、音や振動などを室外に出しにくくする効果があります。
床コンクリートを下げておき、そこに縁切り材を挟み込んでもう一度コンクリートを打設するような関係になっているのが特徴です。

特殊な床仕様についての簡単な説明は以上です。
それぞれの細かい納まりについては、床仕様について説明する段階でもう少し具体的な説明をしますが、まずはこんな感じで覚えて頂ければOKです。

こうした床の仕様によって床仕上材の納まりは大きく変わってきて、さらに床コンクリートのレベルを下げる数値も変わってくる事になります。
床仕上材の種類にプラスして、これらの特殊な床納まりを押さえておくことで、床仕上の納まりとしてはある程度押さえたことになると思います。

これらの納まりを明確にしておいて、それぞれの範囲をきちんと区分しておけば、床コンクリートのレベルは自ずと決まってくるはず。
あとはそれらの床仕上が切り替わる位置を意識しておけば、構造体のレベルが違っていて後で納まらないなどと言うことはなくなります。

それぞれの納まり自体はそれほど複雑なものではありません。
押さえておくべきポイントも多くはないので、まずは一通りの床仕上材を紹介していき、それぞれの納まりについても図面で表現していこうと思います。

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